[投票へ行こう!] 2021年衆議院選挙、投票先を決めるために便利なサイトをまとめて紹介!
みなさんこんにちは。2021年の衆議院議員選挙が今週の日曜日、10月31日に迫っています。この選挙を前に、このような動画が公開されました。特に若者に向けた「投票へ行こうよ」というメッセージのこちらの動画、芸能人が政治に関わる発言をするのが嫌煙されるこの社会で、大きな波だな、と感動しました。ではなぜこのような動画が作成されたのでしょうか?答えは簡単で、若者の投票率が低いからです。
衆議院議員総選挙における年代別投票率の推移はこのようになっています。茶色が20代、緑が30代、その間にある青の点が10代です。この3世代がワースト3の投票率です。ここ20年ほどずっと常に若者の投票率が低いことが数字で現れています。少子高齢化に伴い、若い層の人口そのものが少ない、かつ投票率も少ないのです。若者が投票へ行かないということは、政治家は投票する人口が多い中年、高齢者向けの施策を手厚くします。その結果これから何十年も日本社会で生きていく若者、これからの日本をつくっていく若者よりも高齢者に有利なことを実行する政治家が増えてしまいます。
学費を稼ぐためのバイトで忙しい?受験勉強で忙しい?子どもの世話でそれどころじゃない?政治とか興味ない?なんだか難しそう?でも実は選挙って、そんなあなたにこそ、行く意味があります。
こんな思いはありませんか?例えば、バイトで少しでも多く稼ぎたい!学費を少なく、免除にしてほしい!受験戦争の制度を変えてほしい!髪を染めてもメイクをするのも個性として認めてほしい!もっと子育てしやすい世の中にしてほしい!自分の子どもによりたくさんの資産を残したい!何より自分も子どもも幸せに暮らしたい!
世の中に対してあなたが少しでも不満や訴えたいことを持っているなら、それを変えられるのが政治です。動機が「社会のため」じゃなくてもいいです。もっとお金を稼いでおしゃれを楽しみたいとか、そんな理由でもいいです。少しでもあなたが生きやすくなる日本に変えてくれそうな候補者に投票することで、社会は変わります。
じゃあ、誰に投票すればいいの?そんな疑問を持つ方へ、今回の衆院選に関する便利なウェブサイトをご紹介します。とにかく簡単に誰に投票するか知りたい人は各ウェブサイトの診断ツールがおすすめです。また、インスタグラムのアカウントでわかりやすく説明している団体もあり、フォローしていると無意識に情報が入ってくるのでいいですね。
目次
▼Japan Choice
16の質問に答えるだけで、あなたの考えに近い政党を教えてくれます。それが分かったら、同サイト内で各トピックごとの政党によるスタンスの違いや、あなたの住む場所の候補者が誰か、というところまで見ることができます。同じ政党には似た考えの人が集まっているため、自分の考えに合った政党がわかると、投票する人がぐっとわかりやすくなります。
▼朝日新聞 – あなたにマッチする政党は?
https://digital.asahi.com/senkyo/shuinsen/2021/votematch/#/
こちらも自分の考えに近い政党を発見できるものですが、外交・安全保障、経済・財政、社会の課題などのトピックに分けてみることができます。Japan Choice よりももう少しトピック別で見てみたいな、という人におすすめです。
▼選挙ドットコム
こちらは名前の通り、今回の衆院選だけでなく、選挙に関わるニュースなども扱っているメディアです。こちらのサイトでも20の質問に答えるだけで自分の考えに最も近い政党をマッチングしてくれる、投票マッチングというサービスを展開しています。今回の衆院選の特設サイトも準備されており、あなたの住む場所の候補者と、その考えを以下画像のようなワードクラウドで確認できるだけでなく、Youtube動画や選挙に関するコラムなども掲載されており、このウェブサイト一つでほとんどの情報をゲットできます。
▼Zero選挙 x JX通信社
https://www.ntv.co.jp/election2021/research/
夜の情報番組、ZeroがJX通信と協力して衆院選の特設ウェブサイトを開設しています。大きく2つ、候補者アンケートと、考え方診断です。Zeroの面白い点は、自分の考えにマッチする政党診断ではなく、あなたの考えはこうだよと教えてくれて、そして候補者の考えとの比較が可視化されているところです。以下参考です。とてもわかりやすいですね。本当にめんどくさい人は、この考え方診断を使えば、自分の考えに一番近い候補者が一発で分かります。
▼NHK衆議院選挙2021特設サイト
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/
NHKの選挙の特設ウェブサイトです。NHKらしい堅実な感じのサイトで、必要な情報は一通り網羅されており、候補者アンケートもわかりやすいです。また、今回の衆院選と同時に実施される、最高裁判官国民審査に関する特設サイトも目を通しておく価値ありです。
▼No Youth No Japan
若い世代の政治への参加をもっと身近にするために活動されている団体で、インスタグラムの投稿がとても分かりやすいです。そもそもなんで投票いく必要があるの?とか、投票して何が変わるの?とか、投票するときのポイントなど、とてもわかりやすく紹介されています。
▼みんなの未来を選ぶためのチェックリスト
名前の通り、19項目と67問の質問への政党からの回答全てを、以下のように◯✕△で見ることができるサイトです。コロナ対策はもちろん、税制、働くこと、ジェンダー、同性婚、性暴力、教育、原発、環境、文化など、他の「真面目な」選挙アンケートに対して、若者が親しみを持ちやすいトピックが多くて、おすすめです。この中で必ず興味を持つ分野があるはずです。インスタグラムのアカウントではその回答を可視化して投稿されているので、要チェックです。
▼ヤシの実作戦
選択的夫婦別姓問題の当事者であり、2018年に国を提訴した青野慶久さんが管理されているサイトで、選択的夫婦別姓と同性婚の合法化のどちらかに反対を表明している候補者=ヤシの実としてリスト化して公開し、みんなで振り落とそう!という面白い運動をされています。このウェブを見てくださっている方々が興味のあるトピックかな、と思うのでご紹介です。もちろん、この2つのトピックが政治の全てではないので、投票の一つの参考として見てください。
いかがでしたか?みなさんこれらの情報を見て、ジコチューになっていいので、自分の考えに一番近い候補者へ、是非投票へ行きましょうね!10月31日(日)の予定に、「選挙」を入れてください。もし予定があって早朝でも夜でも行けない場合は、すでに始まっている期日前投票を利用できます。是非NHKのこちらの記事も参考にしてください。「投票のキホン 」
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