LGBT+ ジェンダー フェミニズム

国際女性デーに見る、Netflix のおすすめ フェミニズム コンテンツ 9選!

みなさんこんにちは。明日は国際女性デーです!Happy International Women’s Day 2021!

この日は、全ての女性を祝福する日です。身近にいる女性に感謝を伝えたり、敬意を表したり、励まし合ったり、何より女性のみなさんは自分の頑張りに乾杯する日にしましょう!

本日ご案内するのはそんなおめでたい日にちなんで、今日見るべき Netflix で見られる、フェミニズム コンテンツを紹介します。(ここで日本のコンテンツを載せられたらいいなと思って探したのですが、まだここで紹介したいと思う日本のコンテンツが見当たりませんでした。来年は日本のコンテンツも載せられたらいいな。。)真面目なものが見たい人向け、音楽好き向け、映画好き向け、大きく3つのカテゴリー別で紹介します。

真面目なコンテンツをお探しの方にはこれ! – ドキュメンタリー編

一年に一度の女性デーに、ちょっと真面目なドキュメンタリーで知見を広げたい人はこの4つの作品がおすすめです。

RBG 最強の85歳 (英題: RBG)

昨年惜しまれながらも亡くなった、米国最高裁判所の判事だったルース・ベイダー・ギンズバーグ、略してRBG に迫ったドキュメンタリーです。女性や社会的弱者の権利向上に長年尽力した彼女の実際の判例や、ユダヤ系家族に生まれ、苦労しながらも最高裁判事に上り詰めるまでを、女性監督が映像にしたものです。

マイ・ストーリー (英題: Becoming) 

誰もが知るアメリカ前大統領夫人のミシェル・オバマに迫るドキュメンタリーで、同じ題で世界中でベストセラーになった自叙伝の発売ツアーで全米をめぐる様子を追っています。アメリカで黒人かつ女性のダブルマイノリティでありながら、力強く輝く彼女の姿に、きっとインスピレーションをもらえること間違いなし!

彼女の権利、彼らの決断 (英題:Reversing Roe)

これは、アメリカでの人工妊娠中絶を巡る法律に関する、少し重めのドキュメンタリーです。人工妊娠中絶は女性が自分の身体、人生をコントロールするために非常に重要な選択肢ですが、アメリカでは最近までそれが違法とされている州がありました。この権利を取り戻すために戦った女性たちの記録です。

レボリューション 米国議会に挑んだ女性たち (英題: Knock Down House)

2018年の中間選挙で、米国議会議員として立候補した4人の女性を追ったドキュメンタリーです。選挙の結果より、その過程に焦点を当てており、彼女たちの様々な感情が見えて、勇気をもらえます。そしてなんとこの作品、NetflixがYoutubeにフルで公開しています。設定から日本語字幕もつけることができますので、Netflixのアカウントを持っていない方でも見ることができます。(2021年3月8日現在)

音楽好きにはこれ!- アーティスト編

先程のドキュメンタリーから、一気にライトな雰囲気になりましたね。今日はドキュメンタリーを見るより、音楽に合わせて踊りたいという方へ、2つのコンテンツを紹介します。

Homecoming : A Film by Beyonce

世界中が知るアメリカの女王、ビヨンセのライブ映像です。ライブ映像がメインなのですが、そのキャストの多様性や彼女の発する言葉の節々から、女性として、妻として、母としての思いや、黒人やマイノリティへの思いが感じ取れる、自然と涙が出てくるような美しくて勇気を与えてくれる映像です。

Taylor Swift : Miss Americana

日本でも人気の高いアーティスト、テイラー・スウィフトに迫るドキュメンタリー。ライブ映像というよりは、彼女がキャリアの最初の方では避けてきた政治的な発言、LGBTQ+などのマイノリティへの明確な支持をするに至った経緯に迫っています。華奢でか弱くて、お人形みたいにいつもニコニコして、自分の意見を言わない女の子から、自分が一番健康でいれる体型で、自分が本当に正しいと思うものを信じ、それを発言できる女性へのトランスフォームの中での葛藤や思いを見ることができます。

やっぱり映画が好きな方にはこれ!- 映画編

見るならやっぱり映画でしょ、というあなた、この3つのコンテンツがおすすめです!

エノーラ・ホームズの事件簿 (英題: Enola Holmes)

シャーロックホームズの妹、エノーラ・ホームズが主人公のミステリー映画です。有名探偵シャーロックを兄に持つエノーラが、時代ならではの様々な困難を乗り越えながら、行方不明になった母を探す物語です。ミステリーなのですが、中高生も楽しめるライトな仕上がりになっていますので、ご家族で見るのもおすすめです。

リリーのすべて (英題: The Danish Girl)

この映画は、実在したデンマークのトランスジェンダー女性、かつ世界初性別転換手術を受けた女性をモデルにした映画です。主人公が自分がトランスジェンダーだと自覚する前から、そのトランジションに至るまで彼を支える妻のサポートがとても素敵な映画です。こちらはネットフリックスにはありますが、オリジナル作品ではないので、アカウントをお持ちでない方もレンタルして見れる作品です。

マリッジ・ストーリー (英題: Marriage Story)

最後に紹介するこの映画は、マリッジという名前が付くていますが、離婚をする夫婦の映画です。この映画は主人公の女性が逆境を乗り越えて成功するような映画ではありません。離婚をする夫婦ですので、テーマとしてもあまりいいものではありません。しかし、スカーレット・ヨハンソン演じる妻の、結婚とキャリア、人生そのものの葛藤がとてもリアルで、かつ演技も素晴らしい映画です。キラキラしたコンテンツに疲れた時、自分の生き方について考える時に見るのがおすすめです。


いかがでしたか?是非みなさんが見てみたいと思う作品が見つかったのであれば嬉しいです。また、カレンダー上は3月8日が国際女性デーとされていますが、ジェンダー平等は一日で成し遂げられるものでもなければ、今日だけ考えるものでもありませんよね。今日という日を、全ての女性が生きやすくなる社会を創るための決意を確認する日として、この先1年も自分たちのペースで前進できる活力を蓄える日にしたいですね。

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